2026年5月 AIビジビリティランキング速報 — EC業界104社のAI可視性計測、Invisible率98%は変わらず
104社を調査。日本EC企業の98%は依然としてAIビジビリティ(AI可視性)が低く、AIに「見えていない」。しかし、Gemini 3.5の導入で新たな兆候も。
AI Visibility Indexは2026年5月、日本のEC業界9カテゴリを代表する104社を対象に、ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexityの4大AIエンジンでのAIビジビリティを計測した。今月の注目ポイントは、GeminiエンジンのGemini 3.5 Flashへのアップグレードだ。
- 平均スコア 1.33 / 100点(中央値0.28点)
- Invisible(20点未満) 102社 / 104社 = 98%
- Poor(20〜40点) 2社(Amazon Japan・楽天市場)
- Good以上 0社
- 調査対象 102社 → 104社に拡大
- Geminiエンジン Gemini 2.5 Flash → Gemini 3.5 Flashにアップグレード
TOP 10 ランキング
総合スコア上位10社。Amazon Japanが28.7点で首位を堅守し、楽天市場が24.1点で追走する構図は前月と変わらない。
| # | 企業名 | 業界 | 総合 | ChatGPT | Claude | Gemini | Perplexity |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | Amazon Japan | EC総合 | 28.70 | 41.95 | 30.81 | 13.07 | 20.34 |
| 2 | 楽天市場 | EC総合 | 24.10 | 35.55 | 26.10 | 7.35 | 21.99 |
| 3 | Yahoo!ショッピング | EC総合 | 10.84 | 13.46 | 14.25 | 3.50 | 11.30 |
| 4 | ZOZOTOWN | ファッション | 6.39 | 10.53 | 5.43 | 2.05 | 5.59 |
| 5 | メルカリ | EC総合 | 6.04 | 11.24 | 3.90 | 0.98 | 5.89 |
| 6 | ヨドバシ.com | 家電 | 4.31 | 4.12 | 5.37 | 1.73 | 7.32 |
| 7 | ビックカメラ.com | 家電 | 4.30 | 6.08 | 4.71 | 0.96 | 5.01 |
| 8 | ユニクロ | ファッション | 4.25 | 5.68 | 7.16 | 0.69 | 1.98 |
| 9 | オイシックス | 食品 | 4.24 | 6.20 | 4.00 | 1.31 | 4.95 |
| 10 | ニトリ | インテリア | 4.05 | 7.33 | 2.78 | 1.31 | 3.11 |
Gemini 3.5 Flash — 精度向上の影響
今月最大の変更点は、GeminiエンジンのGemini 2.5 FlashからGemini 3.5 Flashへのアップグレードだ。旧モデルが503エラーを頻発し安定性に課題があったのに対し、新モデルは100%の安定稼働を実現。引用検出の精度も向上しており、複数の企業でGeminiスコアの上昇が確認された。
特にAmazon Japan(Gemini: 13.07pt)と楽天市場(Gemini: 7.35pt)のGeminiスコアは、他エンジンと比較しても有意な水準に達しており、Google検索との統合が進むGeminiでの可視性確保が今後の重要テーマとなるだろう。
業界別ハイライト
- EC総合 6.70(12社)— Amazon・楽天が牽引
- ファッション 1.30(14社)— ZOZOTOWN・ユニクロが上位
- インテリア 0.91(10社)— ニトリ・IKEA Japanが存在感
- 家電 0.90(12社)— ヨドバシ・ビックカメラの二強
- 食品 0.69(12社)— オイシックスが唯一の牽引役
今後の注目ポイント
- Gemini検索統合 Google SGEとの連携強化により、Geminiスコアの重要度がさらに増す可能性
- 構造化データの効果 schema.orgマークアップが充実したサイトほどAI引用率が高い傾向が継続
- AI検索市場の拡大 ChatGPT SearchやPerplexity Shoppingの普及により、EC企業のAI可視性が売上に直結する時代が近づいている
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本調査では、EC業界9カテゴリ・104社×70+の購買質問テンプレートを用い、各AIエンジンの回答における企業の引用頻度・掲載順位・引用率を統合スコアリングしています。詳しい方法論はこちら。
よくある質問
- 5月度の調査で変わった点は?
- 調査対象を102社から104社に拡大し、GeminiエンジンをGemini 2.5 FlashからGemini 3.5 Flashへアップグレードしました。これにより引用検出の精度が向上し、特にGeminiスコアの信頼性が大幅に改善しています。
- 前月からスコアが変動した企業は?
- Amazon Japan(28.7pt)と楽天市場(24.1pt)が引き続きトップ2を維持。Yahoo!ショッピング(10.8pt)が3位に入り、4位ZOZOTOWNと5位メルカリが僅差で続いています。
- なぜInvisible率は変わらないのですか?
- Invisible(スコア20点未満)の企業は102/104社で約98%と前月同水準です。AIに引用されるには、構造化データの実装、E-E-A-Tシグナルの強化、業界メディアでのブランドメンション獲得など、中長期的な施策が必要であり、1ヶ月では大きな変化は生じにくい構造です。
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